【目次】
・月経移動について
・「生理を早める」「生理を遅らせる」ピルについて
・生理を早めるピルの飲み方
・生理を遅らせるピルの飲み方
・月経移動ピルの費用について
・月経移動ピルのお求めの方法
・月経移動で失敗しないために
・月経移動による副作用について
・普段から低用量ピルを飲んでいる場合について
・当院での低用量ピルの費用
生理の周期は個人差がありますが25日から40日程度とされています。
しかし何らかのずれてしまうこともありますし、何らかの目的があるので早めることはできないのか、あるいは遅らせることはできないのかを模索している女性もいるのではないでしょうか。
月経移動とは生理を意図的にずらすものです。
低用量ピルや中用量ピルを服用することで早めることも遅らせることもできます。生理を早めたい場合には低用量ピルや中用量ピルを使い、生理を遅らせたい場合には中用量ピルを用いることが多いです。低用量ピルと中用量ピルのどちらを使うかは、ずらしたい生理予定日までの残りの日数で決めます。
生理を早めるには低用量ピルあるいは中用量ピルを使います。
生理を遅らせるためには中用量ピルを使うことが多いです。
低用量ピルに関しては避妊法としての認知は高まっていますが、生理痛の痛み改善のために服用している女性もいれば、生理を安定させるために服用している女性もいるなど、その用途は避妊に限りません。
様々な用途で用いられている低用量ピルですが、生理を早めることもできれば遅らせるなど月経移動も可能です。
中用量ピルは低用量ピルと比べてエストロゲンと呼ばれる女性ホルモンの含有量が多く、低用量ピルが認可される前には一般的にピルとして使われていました。
女性ホルモンの含有量が多いので低用量ピルと比べて効果も強い半面、副作用の頻度も上がるため現在は月経移動のように短期間内服するときにのみ使われるようになってきています。
生理を早めたい場合には、ずらしたい生理の一つ前の生理が始まってから5日目までに低用量ピルの服用を開始します。
14日以上低用量ピルを服用したあとに低用量ピルの服用を終えると、2,3日後に生理が訪れることになり生理を早めることができます。
生理を早める方法は、ずらしたい一つ前の生理開始から低用量ピルを飲み始める必要があるため、ある程度スケジューリングも重要です。
日数の都合上、14日以上低用量ピルを飲むことができない場合は、ずらしたい生理の一つ前の生理が始まってから5日目までに、より女性ホルモンの含有量の多い中用量ピルを10日間飲む方法もあります。
この場合も中用量ピルを飲むのをやめた2,3日後に生理が訪れるため、生理を早める事ができます。
生理を遅らせるためには中用量ピルを使うことが多いです。
ずらしたい生理予定(開始)日の5〜7日前から中用量ピルを飲み始めます。
飲むのをやめると2~3日程度で生理が来ます。
最長で7日間程遅らせることが可能といわれていますが個人差があるため、中用量ピルを飲んでいる途中で生理が来てしまったらすぐに飲むのをやめましょう。
ずらしたい生理予定(開始)日がはっきりとわからない場合は中用量ピルの服用開始のタイミングが定まらないため、月経移動がうまくいかない可能性が高くなってしまいます。
生理周期やこれまでのピルの内服の有無、ずらしたい生理予定(開始)日、イベントの期間(生理が来てほしくない期間)などをお伺いします。
これらを勘案して、低用量ピルあるいは中用量ピルでの月経移動をご提案致します。
※身体のことですので、必ず月経移動が成功するとは限りませんのでご了承ください。
特に、ずらしたい生理予定(開始)日がはっきりと分からない場合はうまくずれないことがあります。
月経移動ピル | 4,500円(税込) |
WEB予約にてご予約の上、受付時間内にご来院ください。
診療科目の選択では「自費診療」をお選びください。
【診療時間】
(平日) 10:30〜14:00/15:30〜19:30
(土日祝) 9:00〜12:30
※受付は診療終了時刻の30分前まで
生理を早めることも遅らせることもできる低用量ピルや中用量ピルですが、失敗しないためにはいくつかのポイントがあります。
・生理の周期を把握しておく
生理の周期は人それぞれ異なるものだとお伝えしましたが、基礎体温等によりある程度把握できます。
生理を早めたりあるいは生理を遅らせたりする月経移動は、定期的周期に基き、予想される生理をずらすものです。
そのため、想定日が正しいことが大前提になります。移動したいと思っても、生理の周期を正しく把握していなければ、思っていた形での月経移動ができない可能性もあります。
・生理の周期をずらす要因を排除する
生理はストレスや睡眠不足、過度なダイエットなど様々な理由で遅れてしまうことがありますが、低用量ピルによる月経移動を考えている場合、それらによって生理がずれないよう、日常生活を送ることが大切です。
ストレスに関しては難しい部分もあるかもしれませんが、極力ストレスのかからない生活を心掛け、ストレスを感じることがあれば運動や友人・知人と話すなど極力ストレスを排除するよう心がけましょう。
生理が遅れてしまう中で低用量ピルによって月経移動を行おうと思っても、やはり意図した形で早める、あるいは遅らせることが難しくなってしまいます。
・月経移動を正しく理解する
月経移動は生理を移動させることができますが、決して自由気ままに行えるものではありません。
特に早める場合には、前の生理の時期から考える必要があります。
基本的に既に始まっている生理を移動させることもできないなど、条件も多々あります。
これらを正しく理解しておくことで、正しい月経移動を行えます。
意図的に生理を早める、あるいは遅らせる月経移動ですが、気になるのが副作用です。
自然に逆らうことになりますので、胃痛や倦怠感などが表れる女性もいます。
しかし、大きな後遺症が残るものや、治療が必要になる症状等の副作用は確認されていません。
ピルは決して体に悪いものではありません。
ホルモンをコントロールするためのものなので、通常時の生理同様の症状がみられることはありますが、大きな副作用の心配はないと考えてよいでしょう。
既に低用量ピルを服用している場合であっても月経移動は可能です。
但しこの場合、既に服用している低用量ピルのタイミングを変えることになりますので、自己判断するのではなく、相談した方が良いでしょう。
当院の価格は税込価格です。
診察料はかかりませんので、こちらに記載している費用のみお支払いいただきます。
長く安心してお飲みいただくために国産のピルのみご用意しております。
保険適用のピル(ヤーズやヤーズフレックスなど)のお取り扱いはございません。
当院で処方しているのは、トリキュラー28、ラベルフィーユ28、マーベロン28、ファボワール28のみとなります。
※医師とご相談の結果、お求めにならなかった場合は診察料として2,200円いただきます。
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