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脂質異常症とは、血中の脂質が一定基準よりも多い状態もしくは少ない状態になってしまう病気です。
脂質はコレステロールや中性脂肪のことを指します。
脂質異常症は生活習慣の乱れなどが関係して発症することから、生活習慣病の1つともされています。
脂質異常症は自覚症状がないことも多いため、健康診断の結果などから異状を知ることも多くなっています。
放っておくと動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こす恐れがあるため、脂質をコントロールする必要があります。
脂質異常症の多くは、生活習慣の乱れや体質、病気や薬の影響が原因とされています。
・生活習慣の乱れ
過食や高脂肪の食事など偏った食生活は血中の脂質量を増やしてしまいます。
現代の日本は食生活が欧米化していることで高カロリーな食事が増えていることから、脂質異常症になる人も増加傾向にあるのです。
食生活だけではなく、運動不足や睡眠不足、ストレスなども脂質異常に関係しているといわれています。
・体質
遺伝が原因で血液中に脂質が増えてしまうという体質を生まれながらに持っている場合もあります。
この体質を原発性脂質異常症といいます。
遺伝子異常によって生活習慣に関係なく血中の脂質が異常に増えてしまいます。
・病気や薬
なにか別の病気を患っていて薬を服用していると、その薬の影響で脂質異常症を起こす場合があります。
原因となる薬はステロイドホルモン剤や経口避妊薬などが挙げられます。
また、糖尿病や腎臓病、ホルモンの分泌異常などを患っていると脂質異常症を引き起こす場合があります。
脂質異常症は血中の脂質の数値によって判断されますが、主に3つの種類に分けることができます。
・LDL(悪玉)コレステロールが多い
コレステロールが血中に多いタイプで、LDLは悪玉コレステロールのことを指します。
肉などの動物性脂肪の多い食品や、コレステロールを多く含む食品を多く食べている人に起こりやすいタイプです。
過食や高カロリーな食事によっても引き起こされます。
・HDL(善玉)コレステロールが少ない
コレステロールが血中に少ないタイプで、HDLは善玉コレステロールを指します。
善玉コレステロールは運動不足や不規則な睡眠、喫煙などの生活習慣の乱れによって減少すると言われています。
また、肥満体形の人にも多いタイプです。
・中性脂肪が多い
中性脂肪が多いタイプのことを高トリグリセライド血症といいます。
暴飲暴食や高カロリー食品の摂取が原因で起こりやすく、とくにアルコールの飲みすぎによって中性脂肪が増加しやすくなっています。
多くの場合、脂質異常症の症状が現れることはないため、気付かれにくいものです。
高LDLコレステロール血症や原発性高脂質異常症の場合には、皮膚に黄色腫が見られることもあります。
しかし、ほとんど自覚症状がないことから健康診断で数値が悪くても放っておいてしまう人もいるでしょう。
しかし、血中に脂質が多いほど血管の内側を塞いでいくため、動脈硬化を引き起こします。
そうすると、心筋梗塞や脳梗塞といった病気のリスクも高まる恐れがあるのです。
そのため、脂質異常症が進行してしまう前に治療を始めることをおすすめします。
自覚症状で脂質異常に気付くことが少ないため、健康診断や他の病気の検査の際に脂質異常症であることや、脂質異常症の予備軍であることが判明することが大半です。
当院の内科でも吉祥寺周辺にお勤めの方が健康診断の結果を持って来院されることも多くなっています。
脂質異常症であるか判断するために、血液検査を行います。
検査は空腹時に行う必要があるため、絶食から10時間以上経過した状態で検査を実施します。
そして、決められた検査基準値と比較して脂質異常症であるか判断します。
脂質異常症であると判断される場合には、他の病気も併発していないか確認するために検査が必要となる場合もあります。
脂質異常症の治療では、まず生活習慣の改善が必要となるため医師による生活指導が行われます。
食事療法と運動療法によって生活を改善し、コレステロールや中性脂肪の値が正常になるようにコントロールします。
生活習慣が原因であれば生活習慣の改善によって脂質の値も正常に戻りますが、場合によっては改善が難しいこともあります。
数カ月、生活習慣の改善を行った上で効果が得られないような場合には、生活習慣の改善を継続しながら薬物療法を行います。
用いる薬はコレステロール値を下げる薬や、中性脂肪の値を下げる薬です。
脂質異常症は体質や病気などが原因でなければ、日常生活における習慣の積み重ねによって起こっているといえます。
そのため、脂質異常症になってしまう前に日頃から生活習慣について見なおす必要があります。
栄養バランスの取れた食生活を心掛け、適度な運動や十分な睡眠を心掛けましょう。
高カロリー・高脂質な食事は控えるようにして、アルコールの飲みすぎも避けることで血中の脂質がコントロールされます。
ストレスや過労なども関係しているので、ストレスは溜めこまず発散させることも大切です。
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