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【目次】
・尖圭コンジローマについて
・原因
・感染経路
・症状
・検査および診断
・治療
・注意点
・予防方法
性器にイボのようなものができた場合、尖圭コンジローマ(コンジローマ)が疑われます。
尖圭コンジローマは性感染症の1つであり、性行為や性行為に似た行為によって感染します。
尖圭コンジローマに感染すると免疫力が低下することからHIV感染率も高まるといわれています。
そのため、感染しているかもしれないと考える場合にはすぐに医療機関で検査を受けることをおすすめします。
しかし、潜伏期間が長く、症状がイボ以外に自覚症状が少ないことから気付かれにくい性感染症です。
放っておけば重症化して不妊の原因になることもあるので、異変を感じたらすぐに治療を受けましょう。
尖圭コンジローマの診断・治療を行っている診療科は、女性の場合は婦人科、男性の場合は泌尿器科あるいは皮膚科となります。
当院の泌尿器科は男性の尖圭コンジローマの診断および治療(液体窒素や塗り薬など)を保険診療で行っております。
尖圭コンジローマはHPV(ヒトパピローマウイルス)に感染することで発症します。
子宮頸がんの原因とされるウイルスもHPVですが、ハイリスク型HPVと呼ばれるものであり、尖圭コンジローマを引き起こすウイルスとは別物です。
HPVにはいくつかの種類があり、尖圭コンジローマを発症する型は6型と11型のローリスクと呼ばれる2種類です。
HPVは感染している人との接触によって感染します。
小さな傷口などからHPVが侵入し、繁殖することで発症します。
尖圭コンジローマは主に性行為や性行為に似た行為によって感染します。
粘膜が接触することで、傷口などからHPVが侵入するのです。
粘膜だけではなく皮膚に傷があれば、そこから感染することもあります。
いずれの場合にしても、尖圭コンジローマの潜伏期間は数週間~8カ月と長く、感染源の特定が難しいことも少なくありません。
尖圭コンジローマ患者数は上記グラフのように近年はほぼ横ばいで推移しています(厚生労働省の性感染症報告数より)。
また、母親が出産時に尖圭コンジローマに感染していれば、産道で感染してしまうようなケースもあります。
そうすると、生まれてきた赤ちゃんの喉に尖圭コンジローマが発症します。
尖圭コンジローマは、性器周辺や肛門周辺にイボができることが症状の特徴です。
初めは小さな先が尖ったような形をしたイボですが、放っておくとイボのサイズは大きくなっていき、数も増えていきます。
そして、イボ同士がくっつくことでカリフラワーのような形状になります。
女性の場合は膣の内側にイボができるようなこともあるため、発見が遅れることも多いです。
これらのイボにはかゆみや痛みはありません。
尖圭コンジローマに感染する場所は性器だけではなく、口や喉にも感染します。
口内や唇、喉に感染した場合にも感染部位にイボが現れます。
口内の場合には口内炎と勘違いされがちですが、尖圭コンジローマのイボには痛みがないことで区別できます。
問診で症状や感染している部位を伺い、視診でイボを確認することで判断します。
患部から検体を採取してウイルスの有無の確認をすることも可能ですが、一般的には視診で判断されます。
他の性感染症を併発しているような場合には、疑われる性感染症の検査も同時に行います。
治療方法は、外科療法と薬物療法の2種類があります。
外科療法では、電気メスやレーザーによって焼却したり、液体窒素によって凍結したりします。
薬物療法の場合、軟膏を用います。
現在のところ尖圭コンジローマを完全に体内から排除する方法はなく、治療を行っても体内にウイルスが残ってしまいます。
イボを外科療法で切除したとしても、表面上のイボを取り除く施術なので、ウイルスは潜伏したままの状態になります。
そのため、治療を行っても何度も再発を繰り返す恐れはあり、再発リスクは3カ月以内で25%といわれています。
吉祥寺まいにちクリニック泌尿器科では、液体窒素および軟膏を用いた保険診療での治療のみを行っております。
※当院泌尿器科の診療体制※
吉祥寺まいにちクリニック泌尿器科では、基本的には男性の尖圭コンジローマの診断および治療(液体窒素や塗り薬)を保険診療で行っております。
女性の尖圭コンジローマは外陰部だけではなく、膣内などにも生じるため婦人科をご受診ください。
尖圭コンジローマは放っておくとイボは大きくなりますし、数も増えてしまいます。
パートナーへの感染するリスクもありますし、悪化すれば不妊症の原因になる可能性もあります。
痛みやかゆみといった症状がないので気付きにくいですが、少しでもイボ症状など異変を感じた場合には病院を受診するようにしましょう。
尖圭コンジローマを根本的に治療することはできませんが、治療によってイボを取り除けばイボが増幅することを予防できます。
再発する場合には3カ月以内に発症するとされているので、治療を受けた後は3カ月ほど再発していないか注意する必要があります。
尖圭コンジローマを予防するには、性行為において避妊具を用いることが予防方法の1つといえます。
100%予防できるわけではありませんが、感染リスクを軽減できます。
尖圭コンジローマは治療しても根本的に治すことはできないため、再発する恐れがあります。
そのため、感染しないように予防することが重要といえるでしょう。
予防方法として挙げられるものは、ワクチンの接種もあります。
このワクチンを接種することで、尖圭コンジローマや子宮頸がんなどHPVに関する疾患の予防に効果が期待されます。
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