吉祥寺の内科、泌尿器科、アレルギー科  吉祥寺まいにちクリニック

           

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低用量ピルで避妊効果が得られる仕組みについて


 ・ 妊娠のメカニズム
 ・ 低用量ピルで避妊効果が得られる仕組み
 ・ 他の避妊方法との比較
 ・ 低用量ピルの費用

ピルでどうして避妊効果が得られるのかを理解するためには、どのようにして妊娠が成立するのかを知る必要があります。

卵巣で作られた卵子と精子がタイミングよく出会うと受精卵となります。受精卵はクッションのようにふかふかになった子宮内膜にたどりつくと受精卵は成長し妊娠が成立します。

避妊効果を得るには、この妊娠が成立する過程のどこかをブロックする必要があります。
ピルを飲むと「排卵の抑制」、「受精卵の子宮内膜への着床を阻止」、「精子の子宮内への侵入を阻止」のはたらきにより避妊効果が得られるようになります。


低用量ピルで避妊効果が得られる仕組み

どうしてピルを飲むとそれぞれの効果が得られるのでしょうか。
脳下垂体から黄体形成ホルモン(LH)や卵胞刺激ホルモン(FSH)などのホルモンが分泌され、卵巣に働きかけて卵子を成熟させ排卵を促す命令がでています。
これにより毎月排卵が起こります。

一方卵巣からは、黄体ホルモン(プロゲステロン)や卵胞ホルモン(エストロゲン)などの女性ホルモンが分泌されます。
これらのホルモンには、子宮頚管粘液の量や粘度を調整して精子の子宮内への通過性を変えたり、子宮内膜を分厚くし受精卵を受け入れるはたらきがあります。

これらの黄体ホルモンや卵胞ホルモンといった女性ホルモンが含まれている低用量ピルを飲むと、脳下垂体から卵巣への命令がストップして排卵が抑制されます。

また、低用量ピルに含まれている女性ホルモンは通常の女性の卵巣で作られるものよりも量が少ないため、子宮内膜が着床にむけて分厚くなることができず、また子宮頚管粘液も精子が子宮内に入りづらい状態となります。


他の避妊方法との比較

低用量ピルを飲むと「排卵の抑制」、「受精卵の子宮内膜への着床を阻止」、「精子の子宮内への侵入を阻止」のはたらきにより避妊効果が得られますが、他の避妊方法とくらべて低用量ピルの避妊効果は優れているのでしょうか。

避妊具を使用した100人の女性が1年間で何人妊娠するかを数値化したパール指数は以下のようになっています(つまり避妊に失敗してしまう人数です)。

これをみると、低用量ピルは他の避妊方法とくらべて避妊効果は優れていますが、ピルの飲み忘れやピルとの飲みあわせが悪い薬などにより避妊効果は下がってしまいます。


低用量ピルの費用

当院の価格は税込価格です。
診察料はかかりませんので、こちらに記載している費用のみお支払いいただきます。
長く安心してお飲みいただくために国産のピルのみご用意しております。

保険適用のピル(ヤーズやヤーズフレックスなど)のお取り扱いはございません。
当院で処方しているのは、トリキュラー28、ラベルフィーユ28、マーベロン28、ファボワール28のみとなります。
※医師とご相談の結果、お求めにならなかった場合は診察料として2,200円いただきます。

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