吉祥寺の内科、泌尿器科、アレルギー科  吉祥寺まいにちクリニック

           

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生理が起こるメカニズム


【目次】
・生理の仕組みについて
・生理周期について
・生理の仕組みを理解するメリット
・不明な点は相談したほうがいいことも

生理は女性特有のものです。
およそ1か月に1度のもので、閉経するまで一定周期訪れるものです。
しかし、そもそもなぜ生理になるのか、仕組みがよく分かっていない女性も多いようです。
そこで生理の仕組みについて解説していきましょう。


生理の仕組みについて

細かい周期は人それぞれ異なりますが、およそ1か月に1度訪れる生理は、女性特有の身体・生理現象です。
生理が重い、周期が乱れている等、様々な悩みが挙げられるのですが、まずは仕組みを理解しておきましょう。

女性は1か月に1度排卵します。排卵とは、卵巣から卵子を排出するものですが、排卵に合わせて子宮内膜が厚くなる性質があります。
これは、いわば受精を待っている状態です。
精子を受け入れる体制を整えるべく、子宮内膜を厚くし、精子の到着を待っているのです。
しかし、受精に至らなかった場合、子宮内膜が不要になります。
その不要になった子宮内膜を排出することこそ、生理と呼ばれるものです。


生理周期について

生理の周期はおよそ1か月程度ではありますが、人それぞれ微妙に異なります。
しかし、周期こそ異なりますが、その中身は基本的に同じです。
その周期は大きく4つに分類できますので、それぞれどのような状態にあるのか、把握してきましょう。

生理(月経)
生理開始からおよそ1週間程度は、いわゆる生理中とされる状態です。
不要な子宮内膜が排出される期間で、黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌量がなくなることから体温も低下します。
そのため、血行が悪くなることで頭痛、胃の痛みなど体調が悪化したり、生理の出血に伴う貧血なども起きます。

卵胞期
不要な子宮内膜の排出が終わると、排卵に備えた働きがみられるようになります。
卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌量が増えるのも、子宮内膜の備えのためです。
ホルモンの分泌量が増えることから、肌や髪の毛が綺麗になったり、気持ちが前向きになる時期ですが、それらは子宮内膜を厚くするための副反応だと考えることもできます。

排卵
卵胞から卵子が排出される期間です。
子宮内膜もピークを迎え、精子の到着を待っている時期です。
そのため、妊娠しやすいタイミングだと考えてよいでしょう。

黄体期
排卵後、卵胞は黄体ホルモン(プロゲステロン)に変化することから、黄体ホルモンの影響が顕著な時期です。
体温が上昇したり、便秘や頭痛なども起きます。いわゆる「生理前」の体調不良等の原因は黄体ホルモンにあります。


生理の仕組みを理解するメリット

生理の仕組みが分かると、生理に関するトラブルの仕組みもまた、何となくわかるものです。
例えば生理の周期が乱れる仕組みとしては主に下記が考えられます。

・ストレスや過度なダイエットなどでホルモンに悪影響を及ぼす
ストレスや過度なダイエットで体に負担を与えることで、女性ホルモンに悪影響を及ぼします。
すると、子宮内膜の生成や排出にも悪影響を及ぼすことになりますので、生理が遅れたり、あるいはこなくなってしまうのです。
生理は女性ホルモンがコントロールしている、女性器官の運動現象です。
その女性ホルモンがストレスや過度なダイエットで異常をきたすのであれば、生理に悪影響を及ぼすのも当然です。
これらも生理の仕組みさえ覚えておけば、なぜ遅れるのかを理解できるので、不安・ストレスの軽減につながることでしょう。

・妊娠しやすいタイミングが分かる
生理の仕組みを理解することで、妊娠しやすいタイミングがいつなのかが分かります。
いわゆる排卵の時期ですが、排卵がいつから始まるのか、生理の仕組みを理解すれば自ずとみえてきます。
かつて妊娠は「授かりもの」とされていましたが、医学の進歩・発展により、妊娠の仕組みも解明されています。
いつ性交渉を行うのか、タイミングによって妊娠の確率が大きく異なります。
精子の生存期間は72時間とされていますので、黄体期にどれだけ性交渉を行ったとしても、妊娠する可能性は低いです。
むしろ排卵の時期に性交渉を行うことで、妊娠の可能性は高まります。

・自分の気持ちをコントロールできる
生理の仕組みを理解することで、自分自身の体の中で、何が起きているのかを把握できます。
結果、気持ちのコントロールも行いやすくなるのではないでしょうか。
何が起きているか分からないので対処の仕様がないと諦めてしまったり、常に生理の重さで辟易している人も、自身の生理の周期や、生理そのものの仕組みを理解することで、どのような対策を取るとよいのか、把握できることでしょう。


不明な点は相談した方が良いことも

生理の仕組みを理解することで、自身の体に何が起きているのかや、どのような状況なのかを把握できるようになります。
しかし、それでもまだまだ分からないこともあるのではないでしょうか。
そのような時には自分だけで判断するのではなく、然るべき機関にて相談・診断した方がよいでしょう。
適切なアドバイスをもらうことで、具体的に何をすべきなのかが分かることで不安の解消にも繋がります。

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