休診日なくまいにち診療
平日19:30・土日祝12:30まで
吉祥寺駅北口1分
顔や胸、背中などにできるニキビは、誰もが経験したことがあるのではないでしょうか?
赤くプツプツとした発疹が部分的に現れては数日で消えることもあれば、周囲に増えていってしまうこともあります。
とくに顔のおでこや頬、口回りなど目立つ部分に現れることから悩んでいる方も多いものです。
10代の思春期に多発することが多いですが、20代を過ぎると徐々に少なくなっていきます。
しかし、30代など大人になってからも「吹き出物」や「大人ニキビ」として悩まされている人もいます。
皮膚科で治療することでニキビの悪化を予防し、ニキビ跡が残らないために適切な治療を受けられます。
当院の皮膚科では、吉祥寺周辺にお住まいやお勤めでニキビにお悩みの方に多くご来院頂いています。
ニキビは、毛穴に皮脂が溜まって炎症を起こすことで発疹になったものです。
炎症を起こす原因は、「アクネ菌」にあります。
アクネ菌はそもそも人間が持つ常在菌であり、肌を病原菌などから守る役割を果たしています。
しかし、皮脂が多くなってくると皮脂を餌にして繁殖していき、毛穴を刺激して炎症を起こしてしまいます。
ニキビの原因となるアクネ菌は、皮脂の溜まっている状態において繁殖します。
そして、毛穴に皮脂が溜まる原因は「皮脂の過剰分泌」と「毛穴詰まり」です。
皮脂は誰もが分泌されているものですが、ホルモンやストレス、生活習慣などが関係して過剰分泌されます。
通常であれば皮脂が分泌されても、肌のターンオーバーによって毛穴から排出されていきます。
しかし、肌のターンオーバーが乱れていると毛穴の角質が厚くなってしまうことで毛穴が塞がっていき、皮脂が外へ排出されなくなってしまいます。
肌のターンオーバーが乱れる原因は、生活習慣の乱れや紫外線、肌の乾燥などが挙げられます。
ニキビは毛穴が炎症を起こすことで、ぷっくりと膨らんだ状態になります。
皮脂分泌の多い部分にニキビは発症しやすく、主に額や頬、口や顎回りなどに発症します。
顔だけではなく背中や胸など体にも発症することがあります。
ニキビの症状は進行していき、進行具合でニキビの状態も異なってきます。
・白ニキビ
ニキビができ始めの状態で、白っぽく発疹が浮き上がります。
場合によって目で見ても分かりづらく、白ニキビに気付かずに進行してしまうこともあります。
毛穴に皮脂が詰まった状態となり、アクネ菌が繁殖している段階です。
毛穴は閉じた状態となり、ニキビ部分が皮膜で覆われていることで白っぽく見えます。
・黒ニキビ
白ニキビが進行すると、毛穴が開いて黒っぽく見えるようになります。
黒く見えるのは、メラニン色素や皮脂が酸化されることが原因です。
白ニキビの状態では発症に気付かなくても、黒ニキビになると気付くことも多いです。
・赤ニキビ
白ニキビや黒ニキビが進行して悪化すると、赤ニキビになります。
毛穴の中でアクネ菌が盛んに繁殖し、炎症を起こすことで赤く腫れあがります。
痒みや痛みといった症状を伴うこともあります。
・黄ニキビ
赤いニキビが悪化し、膿が溜まることで黄色く見えることから黄ニキビと呼ばれています。
炎症がひどくなっている状態であり、ニキビの中でもかなり悪化が進んだ状態といえます。
ニキビ跡に繋がるのでケアすることが大切です。
ニキビの状態を視診で確認し、発症した時期や生活習慣などについて伺います。
とくに検査などを行うことはありません。
内服薬や外用薬を処方し、跡を残すことなく治療することを目指します。
抗生物質の塗り薬だけではなく、ピーリング作用のある薬を用います。
炎症がひどい場合には抗生物質の内服薬を用いることで、悪化した症状を抑制します。
また、ビタミン剤などを用いることで皮脂の分泌をコントロールします。
ニキビには市販薬もありますが、症状に合わせた治療を行って綺麗に治すためにも病院で治療を受けることをおすすめします。
ニキビができてしまうと、気になって触ってしまいがちです。
しかし、手にはたくさんの雑菌がついているので、ニキビを触ることで雑菌が患部についてしまう可能性があります。
そうすると、炎症がひどくなって症状が悪化してしまうことにも繋がります。
手だけではなく、髪が触れるような部分はシャンプーや整髪料などが原因で悪化することもあるので、手や髪がニキビに触れないように気を付けましょう。
また、ニキビの膿が気になって自身で潰してしまう人もいますが、自分で潰すと傷になって残ってしまう可能性があります。
そういった場合には、自身で潰さずに病院で治療を受けてください。
ニキビを予防するには、アクネ菌が繁殖しやすい状況を作らないようにする必要があります。
皮脂が過剰分泌されないように脂質の多い食事を採りすぎないようにし、栄養バランスの取れた食事を心掛けましょう。
睡眠不足やストレスなども皮脂のコントロールに影響を与えます。
また、皮脂詰まりを起こさないように肌を清潔に保ち、しっかりと保湿して肌が乾燥しないようにします。
保湿がされていれば、皮脂の分泌もコントロールされるようになりますし、肌のバリア機能の低下も予防できます。
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